指圧の手技について

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指圧は日本に昔から伝わっている按摩から発展した経験施術です。
按摩の「按」押さえる、「摩」なで、さすることの2つの手法によって構成されています。
実際には「揉む」「押す」「摩する」「叩く」「運動法」の技がある。

按摩は生体の状況によって虚実としてとらえて虚には補の技を、実には瀉の技で整えます。
よくいわれる按は機能を抑え沈静化させる瀉の方法、摩は、働きを促進する補の方法。
これは一概には言えず強さ弱さリズムなどで調整する。

指圧は按摩の「按」にあたる押すことを主体とした療術です。
導引按蹻(どういんあんきょう)と呼ばれる関節などを動かす運動法、これに加えて柔道などに用いられていた活法と呼ばれる手技を加えたり大正時代に伝えられたというカイロプラクティック(脊椎矯正療法)やオステオパシィ(骨格矯正療法)、スポンディロテラピー(脊髄反射療法)を取り入れ一つの体系を作り上げた療術と学校では習いました。

大正期、昭和10年代の指圧の本を読むと脊髄反射について細やかな指示が書かれている。
すなわち胸椎十一、腰椎第四、第五(膀胱収縮反射を起こす)など指示があったりします。
現在の教科書にはないことである。
又当時の講義録を読むと驚くべき疾患を扱っています。

結核から動脈硬化や、現在なら間違いなく医療機関に行くであろう疾患が紹介されています。
この当時の状況を考えると病院という医療機関は少なかったんだろうと想像します。
昭和30年代にやっと皆保険になり3割負担で受診出来るようになりました。

病院に通うというのはとても贅沢なことでありました。
なので鍼灸、指圧などの伝統医療の方が安く通いやすかったのではないかと想像します。

現在行われている、特に私が入学した頃昭和60年代の指圧教育は全身を一定の順序で指圧していくものです。これに運動法と呼ばれる関節部位を調整する方法を使います。

指圧も学校によって教え方が当時違っていたように思います。
浪越学園は浪越徳治郎先生が創設した指圧のための専門学校です。
資格は他と同じあん摩マッサージ指圧師の資格です。

浪越指圧の特徴は同じスタイルなので、日本全国何処に行ってもに浪越指圧だと分かります。
これはこれで慣れている人には流れが分かり安心して受けることが出来るというメリットがあります。

私の学校では浪越学園のように系統だっては教えていませんでした。
各部位別に教わっていました。
なので私の今のスタイルは以前お世話になった指圧マッサージ院でのスタイルが大きく影響しています。

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