経絡指圧や按摩は経絡の虚実の歪みを整えることで経絡治療と呼
ばれる施術になります。

経絡とはスジ/筋肉や関連して筋肉/関連筋が働く流れ。
虚実は経絡やツボの状態です。
実はパンパンに凝ったり充血したり熱を持っている場所です。

打撲で腫れた状態も実の状態です。
皮膚が緊張した状態
筋肉が緊張した状態です。

知覚しやすく手で触れるとすぐわかります。
そして痛みを感じたりします。
初期の頃はこの実が見やすいのでここ中心の按摩指圧になります。

虚は気の抜けた状態です。
気の抜けた状態とは正常な状態と比べると力のない場所です。
皮膚や筋肉が脱力してやや浮腫があります。

冷たい感じがする場所が嘘です。
正常な弾力のある部分とちょっと見分けがにくい。
本人も悪いことを自覚しないことが多いです。

これで虚の状態にビギナー施術者が気がつくことは稀です。
相手は無感覚。
こちらも力が無いので触っても分からない。

気がつくには少し時間がかかります。
ただこの虚の処理をしないとすぐに状態が戻りやすくなります。

よく巷で言われる血行が良くなれば肩こりは治るなどと言う話に表現が
ありますがそれなら温めれば全て良くなるのか?と思ってしまいます。
そうならないことが多いのでいろいろなことが工夫されるわけです。

虚実は観念的に使うとわけが分からなくなります。
コリのある場所と無い場所を比較すると理解しやすいです。
(もちろん同一人物で)

皮膚も筋肉も個性がありますので皆同じではない。
多くの人に触り続けて施術すると傾向と対策が見えてきます。

最初は実が理解しやすいので実の処理だけで施術しますが上手く
いかない人が出てきます。
これは病んだ状態が長い人に多いです。

いろいろな方が来院されると実だけの按摩指圧では上手く行かな
いことに気が付きます。
虚に気が付き虚の手技に上手く転換できると手技に幅が広がって
きます。

経絡按摩や経絡指圧はこの虚実と体の歪みを整えて本治と呼ばれ
る問題点を解消して大きく体調を変換させるシステムです。
この虚実のバランスを整えない限り問題のコリは簡単に繰り返し
ます。