指圧法の要領#1

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この写真の本の中で指圧の要領が書かれている。
これは普遍的なものなので書き出してみたい。

何事にも要領がある。要領を得ると否(いな)とは結果に於(お)いて大いなる相違を来す。
指圧療法にもいろいろの要領があるが、茲(ここ)に於(お)い特に注意すべき指圧手技中指頭法について述べることにする。

指頭法即ち指圧法は、単に指頭で指圧を加えさへすればよいと云うものではない。初心者の陥り易い悪癖を挙げて其の要領を説明しやう。
押方強過癖、押方弱過癖。指圧を加える圧力は強すぎても弱すぎても宜しくない。指圧の圧力は被押者が少し痛いけれども非常に気持ちがよいとう、即ち快痛を感ずる程度の圧力で押圧するのが最も適当である。それには被押者の顔色や表情を観察するのも一方法であるが、聞いてみるのが一番早分かりがする。一個所其圧力の程度を尋ねれば、他は一々聞かなくても直ちに適当の圧力を知ることができるものである。

終わり急押圧癖。これは一回の指圧を終わりて将に手指を離さんとするときに一段強い急圧を加えて次に手指を離すのである。こうしたやり方は、被押者に不快を与えるだけで効果はない。

指紋部押圧癖。指圧法に於いては勿論、部位により指紋部を使用するが、何れの部位も皆そうではない。。強めに押さんとする場合、殊に脊部は、指の突端、換言すれば爪先の部位で圧を加えるのである。此の方が術者の疲労を来すことか少ない。指紋部を使用するのと、爪先の部位を使用するのとでは、其疲労の程度では三倍位の違いがある様に思われる。

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